科学的根拠のある世界一効率の良い勉強法まとめ

世界中の大学の論文を基に、世界で一番効率的な勉強法を紹介するブログです!

これ以外の勉強法はいらない?

この世の中には、たくさんの勉強法があります。先生によっておすすめする勉強法が違ったり、各個人によってやっている勉強法も違うでしょう。ただ、時点で、科学的に最も効果があると言われている勉強法は「検索練習」です。現時点でと言いましたが、おそらく新たに勉強法が出てきたとしても、この「検索練習」にかなう勉強法はほとんどないのではないかと思っています。

 

 

 

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では、この「検索練習」について触れていきますね。「検索練習」とは簡単に言うと、「んー、この意味ってなんだっけ?」、「んー、もう喉元まで出かかってるんだけどなぁ」と思いながら、一生懸命思い出すということです。例えば、単語カードや小テストや模擬試験、クイズなど、全力で思い出す機会を作るようなものです。なんでもメタ分析でも出ているようで、効果があるか分からない色々な勉強法を試すより、「検索練習」をメインに他の勉強法を付け加えるように勉強するのが良いのではないでしょうか。

 

論文はコチラ

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予備校や学校などで聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、「勉強はインプットだけじゃなく、アウトプットもめっちゃ大事だよ」ということですね。個人的にはアウトプットの方が大事だと思っています。いくら頭の中に入れる努力をしても「検索練習」をしなければ、知識になりにくいよっていうことなので、ぜひ取り入れてほしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

僕もこの勉強法をもっと早く知りたかったなと心から思います。昔はとりあえず何回、何十回と教科書を読み、そこから問題集を解き始めてました。そうすると計画性がないもんで教科書を読んだところでそこまで知識が入らない上、すぐ飽きちゃうせいで、教科書の1番最初の章しか勉強しないんですよね。僕は世界史を選択してたんですが、入試やセンターで問われることが少ない、紀元前くらいまでの知識はあるんですが、近代史から現代史までの知識が少なすぎるということになっていました。皆さんもサッと教科書を読んでから、問題集や教科書の1ページを思い出しながら要約する、ストーリーを思い出すなど、「検索練習」を取り入れてみるのをおすすめします。

勉強に必要不可欠なワーキングメモリとは??

 今回は前回の記事で触れたワーキングメモリについて書こうと思います。ワーキングメモリとは作業記憶とも呼ばれているのですが、短時間の間、頭の中で情報を保持しながら、同時に処理する能力のことです。会話や単純な計算、読み書きなど,私たちの日常生活や学習を支える能力です。

 

 

 

 ワーキングメモリはよく机に例えられることがあります。おそらくみなさん勉強するときに机の上に教科書や参考書やノートを置いて勉強しますよね?それと同様に、脳が問題を解決しようとする時にワーキングメモリという机の上で作業をしています。

 

 

 

 ワーキングメモリーが大きいということは、机が大きいということです。当然、机が大きければ、一度にたくさんの本や参考書、ノート、問題集などを机の上に置くことができるので、見たいときに即座に見たい情報を見ることができます。

 

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 逆に、ワーキングメモリーが小さいということは、机が小さいということになります。そうなると、机の上に置けるものが少なくなり、何度も何度も教科書を取ってきたり、同じページを開き直さなければならなくなります。そうすれば、作業効率が著しく悪くなりますよね。それに、机が小さければ、その分机の上が散らかりやすくなります。散らかっている状態だと、普段は起こらないようなミスをしやすくなります。つまり、ワーキングメモリが小さいと、作業効率が悪くなり、ミスも増えるということです。

 

 

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 またワーキングメモリの向上により、勉強だけでなく、発達障害を改善したり、マイナスの感情をコントロールしやすくなるといったメンタルにも影響を与えるという論文も出ているようです。

 

 

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 ワーキングメモリを向上させる方法はまた後日記事にしようと思っています。

「姿勢良く座って勉強しなさい」が間違っている!?

 社会の一般常識として、「勉強や読書は姿勢良く座ってするものだ」というものがあります。また、小学生の頃に一番最初に言われたことは「じっと座って勉強しなさい」だったという方がほとんどではないでしょうか?しかし、最近では立って勉強した方が良いという論文が出ているんです。そこから3つの論文を紹介したいと思います。

 

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スタンディングデスク

 

1.この実験はテキサスA&Mヘルス・サイエンス・センターによるもので、710歳の小学生282人を対象にし、全体を半分に分けた

  1. イスに座って授業を行う
  2. スタンディングデスクで授業を行う

 

前者のグループは一般的に行われている通常の授業。後者のグループは立って授業を行ったグループ。実験の結果、立ったまま授業を行った子どもは、

 

  • 作業の達成度が12%上がり、これは注意力の持続時間が7分程度増加した計算である
  • 教師の質問に手をあげる回数が増える
  • グループディスカッションへ積極的に参加するようになった
  • 授業に関係のない生徒の雑談が減少した

 

といった傾向が見られた。

 

論文はコチラ

 

 

 

 

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2. この実験はテキサスA&M大学によるもので、34人の高校生を対象に、24週間スタンディングデスクを使用した後、全員に認知テストを行い、特殊な装置で脳の働きを画像化したもの。その結果、スタンディングデスクを使った学生は

 

 

また、脳の画像をチェックしたところ、スタンディングデスクを使った学生は前頭葉の血流が良くなった。

 

論文はコチラ

 

 

 

 

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3. この実験はテキサス大学によるもので、スタンディングデスクをどの程度使えば良いのかという研究である。コールセンターの従業員167名を2つのグループにわけ、新規客の成約率を調べたもので、

  1. 1日中ずっと座って作業をする
  2. 立ったり座ったりしながら作業をする

 

の2グループである。この実験では、後者は従業員の好きなタイミングで立ったり座ったりを調節できる。結果は

 

 

立ったり座ったりを調節したグループは生産性(成約率)46%上がった

 

 

また、生産性を上げるためには、イスに座る時間を1日に1時間36分減らせばよいという結果も出た。よって、1日中立ったままでなくても、生産性が上がるということになる。しかし、最初の1カ月は生産性は上がらなかった。ところが、2カ月目になったところで大きく生産性が上がり始めた。スタンディングデスクに適応するためには1ヶ月以上かかるのだろう。さらに、6カ月が過ぎたあとには、参加者の75%が身体の痛みや不快感が減った。

 

論文はコチラ

 

 

 

 

 

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 この3つの論文より、長ければ長いほど良いですが、1日最低1時間36分以上スタンディングデスク、もしくは立って勉強すれば生産性が1.5倍程度増え、脳の実行機能やワーキングメモリにおいても大幅に向上するため、立って勉強すべきということが明らかになっています。僕はずっと予備校に通ってましたが、自習室にスタンディングデスクを置いているところはありませんでした。つまり、まだ多くの人が座って勉強しているということです。なので、スタンディングデスクを使うことで受験生や資格を取りたい人は他の人より優位に立ちやすく、読書など勉強したい人にとっては効率よく勉強できるのではないでしょうか。僕は部屋の大きさの関係で、スタンディングデスクではなく、少し高めの棚を使って勉強しています。スタンディングデスクは1万円くらいでも買えるようなので、一応いくつかリンクも貼っておきますね!

 

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今回のまとめ

  1. スタンディングデスクは、こどもにも大きな影響を与える
  2. スタンディングデスクは、脳の実行機能やワーキングメモリを大幅に向上させる
  3. スタンディングデスクは、1日最低1時間36分を1ヶ月以上続ける必要がある

自己紹介・・・

 初めまして、わいといいます。僕は、大学受験に3度失敗しました。2回浪人をし、行きたかった大学に受からなかったため、最終的にほとんどの学生が現役で受かるような某大学に所属しました。現役の時は勉強不足、1浪目と2浪目はあまりにも質が悪すぎたため、勉強しているのにもかかわらず、4月から12月にかけて偏差値が落ちていきました。そこで、大学に入った僕は何が悪かったんだろうと必死に勉強法について調べました。すると、今まで当たり前だった勉強法が間違いだらけであることが判明しました。受験に受かることがすべてとは言いませんし、資格を取ることがすべてではありません。しかし、皆さんに僕のように時間を無駄にしてほしくはない。その一心でこのブログを開設しようと思いました。

 

 これから「このブログを見て実践すれば、世界一効率よく勉強できる。」そんなブログを作り上げていきます。信憑性のない情報商材など買う必要がありません。そんなものは内容がないものばかりです。大事なことなのでもう一度言いますが、このブログで扱うものはすべて大学の研究で明らかになっている勉強法です。このブログがあなたの勉強の助けになることを心から祈っています。